SUM関数やAVERAGE関数を使ってデータの集計を行うことが多いと思いますが、SUBTOTAL関数を使っての集計も可能です。SUBTOTAL関数は、小計を求める関数として知られており、項目ごとの小計を求める際に使うと便利な関数です。
SUBTOTAL関数でできること
SUBTOTAL関数では、①集計方法を指定することでSUM関数やAVERAGE関数など様々な集計をすることができます。引数の説明とともに代表的な集計方法を掲載します。
①集計方法
下記の番号を指定することで対応の集計方法が可能。(もっと機能はありますが代表的なものだけ)
1 AVERAGE関数(平均)
2 COUNT関数(数値の個数)
3 COUNTA関数(データの個数)
4 MAX関数(最大値)
5 MIN関数(最小値)
6 PRODUCT関数(範囲掛け算)
9 SUM関数(範囲足し算)
②範囲
②以降は指定した関数と使い方は同じとなります。範囲を指定してください。
SUBTOTAL関数の便利なところ
上の図の表のように、それぞれの項目で小計を出したほうが良いときなどはSUBTOTAL関数を使って集計をしたほうが便利です。
SUBTOTAL関数を使って算出した分についてはSUBTOTAL関数で範囲に入れても無視されるため、小計を出しても式が複雑にならずにスマートです。
今回で重要なこと
・さまざまな集計方法が取れる関数がSUBTOTAL関数
・SUBTOTAL関数で集計したセルは、SUBTOTAL関数で範囲指定しても無視して計算される