Microsoft Excelは、マイクロソフトのOfficeシリーズの製品です。表計算やグラフ作成、データ管理などに役立ちます。
対応OS(オペレーティングシステム)は、「Windows」「OS X」「iOS」「Android」です。WindowsとMacではデザインや操作方法が若干異なります。現在最新のExcelは「Microsoft Excel 2016」です。以前のバージョンには2013、2010、2007などが挙げられます。
近年では、高校や大学のカリキュラムとして組み込まれていることが多く、仕事をする上では必須のスキルといっても過言ではありません。
UX MILKでは、覚えておきたいExcelの基本的な知識や使い方、関数、外部との連携などをはじめとする活用方法まで、幅広くご紹介しています。
Excelの基本的な使い方
Excelを使用する際に、おさえておきたい基礎知識や環境設定について触れている記事です。
ウィンドウの枠の固定方法や複数にセルの同じ値を入力するときのテクニックなどを解説しています。
セキュリティ対策や品質保持のためにはパスワードを設定することが望まれます。
「シート」単位でもパスワードによるロックが可能です。
メニューやタブから操作することなく、ショートカットキーであらゆる機能を使用できます。
「ワイルドカード」とは、検索や置換を行うとき文字列の代わりに使用できる記号です。
Excelを使用しているときに遭遇しやすいエラーをピックアップ。
表・グラフ・リストの作成
Excelは表やグラフ、リストなどを用いてデータを管理する機能を多数揃えています。
セルに入力できるデータの種類や値を制限して、リスト化します。
データが複数あるときは、複合グラフが便利です。
ピボットテーブルは、データの集計に役立ちます。
データの管理(検索、削除etc…)
Excelには、データの管理を容易にしてくれる機能がたくさんあります。
オートフィルタは、指定した条件に合致するデータを簡単に抽出する機能です。
重複するデータを一瞬で削除する方法は2つあるので、操作する上で最適な方を選択しましょう。
いくつものシートをまたいでデータの管理を行っているケースで頼りになる機能です。
データタブの「What-If分析」を使用して、計算結果から計算に用いられた数字を求めます。
Excelにおける「参照」
Excelにおいて「参照」とは、数式や関数を使用する際に特定のセルや配列など範囲を指定すること、対象とすることです。
絶対参照とは、オートフィルタやコピー&ペーストをする際に、参照するセルが固定されている状態を指します。
相対参照とは、オートフィルタやコピー&ペーストをする際に、参照するセルが自動でずれていく状態を指します。
循環参照とは「あるセルに入力した数式が、そのセル自身まで参照してしまっている状態」です。 循環参照になっているセルを探す方法について解説します。
Excelと外部アプリケーションとの連携
Excelは表計算やデータ管理などさまざまな機能がありますが、内部だけにとどまらずMicrosoft WordやPowerPointなど他のアプリケーションといった外部と連携して活用することもできます。
作成した表をWordに挿入できます。細かいデータ管理や表作成はExcel、統計結果をまとめたり、文書によるファイル化はWordといった具合に使い分けると効率的に作業ができます。
Wordでは、封筒やファイルに貼るラベルを印刷することができます。その際、ラベルに印字する氏名や住所などのデータはExcelで作成しておくとスムーズです。
PowerPointを用いてプレゼンテーションを行う際、データや調査結果を表として可視化させたいときにおすすめの機能です。
世間話や事務連絡だけでなく、資料の受け渡しもLINEを経由して行えます。Wordと合わせて、ファイルの送信方法を解説します。
天気予報や為替など、Webページに表示されているデータをそのままExcelに取り込むことができます。1つ1つ入力しなくて済むので、あらかじめ知っておきたい機能です。
Excel関数:日付と時刻
最後はExcelの関数について。Excel関数の中から、作業当日の日付の抽出や日付の表記形式の統一など、日付や時刻について計算を行ってくれる関数の集まりです。
「年」「月」「日」を好みの表示形式でセルに表示するように設定できます。
作業当日の日付、時刻を表示します。データの入力を毎日行う必要があるときに便利です。
日付に加え、曜日をシートに記載したいときに頼りになる関数です。
指定した範囲に含まれる日数を数え上げます。
Excel関数:論理
指定した範囲の中から、条件に応じて抽出する値を変える論理式を用いた関数の集まりです。
「参照する範囲によって表示する値を変える」といった条件を施す方法について。
複数の条件を設定したいときに有効な関数です。基本的な考え方はIF関数と同様です。
Excel関数:検索・行列
指定したセルに対応する位置情報や値を検索して、抽出する関数の集まりです。
指定した範囲内のデータに対して、それぞれ文字列や数値を設定、別のセルに表示します。
指定したセルの行、列の番号を求めることができます。
別シートのデータを参照し、指定したセルに表示します。
ある範囲内において、指定した値が左から何番目に位置しているかを測定する関数です。
基準となるセルから、指定した数値分離れた箇所にあるセルを取得します。
ある範囲内において、指定した条件に対応する値を抜き出す関数です。
Excel関数:数学・三角
四則演算や数値の表記を規定する関数の集まりです。
指定した範囲の数値の合計を算出します。
ある範囲内において、指定した条件に合致する値の合計を算出します。
ある範囲内において、指定した複数の条件に合致する値の合計を算出します。
指定した複数の配列の積を計算して、それぞれの積の結果の合計を算出する関数です。
項目ごとの小計を求める際に便利な関数です。
指定したセル同士や配列を掛け算した積値を算出します。
指定したセル同士や配列を割り算して、余りの数字を算出します。
指定したセルに入力されている値を、任意の桁数で四捨五入し、再度値を表示します。
指定したセルに入力されている値を、任意の桁数で切り捨てて表示します。
指定したセルに入力されている値を、任意の桁数で切り上げて表示します。
指定したセルに入力されている値を、小数点で切り捨てて表示します。
Excel関数:統計
指定した配列の平均値や特定の条件に合致する値の数など、ある条件下の値を数量的に測定する関数の集まりです。
指定した範囲内の数値の平均値を算出します。
ある範囲内において、指定した条件に合致する値の平均値を算出します。
ある範囲内において、指定した複数の条件に合致する値の平均値を算出します。
指定した範囲内にある数値の数を測定する関数です。
指定した範囲内にあるデータ(文字列、数値、数式などすべて)の数を測定する関数です。
指定した範囲内にある空白のセルの数を測定する関数です。
ある範囲内において、指定した条件に合致する値の数を測定します。
ある範囲内において、指定した複数の条件に合致する値の数を測定します。
指定した範囲内にある数値の中で、最も大きい値を抽出します。
指定した範囲内にある数値の中で、最も小さい値を抽出します。
ある範囲内において、指定した条件にもとづいて値を順位付けします。
Excel関数:文字列操作
入力されている文字列について、表記の変換や環境の統一を適用できる関数の集まりです。
指定した範囲内にある全角の値を半角に変換します。
指定した範囲内にあるセル同士を結合します。
指定した範囲内で表示されているエラーを非表示にします。
あるセルの文字列において、指定した位置から特定の文字数だけ文字列を取り出します。
あるセルの文字列において、先頭から指定した文字数分、文字列を抜き出します。
指定した文字列の文字数を測定します。
指定した文字列のふりがなの設定および修正ができます。
指定した文字列の書式(数値や日付などの表示形式)設定が可能です。
指定したセル内にあるスペースを削除し、文字列同士のスペースを詰めます。
指定した範囲内にある小文字の値を大文字に変換します。